今週は
飲食店経営に特化した税務会計サービス！
フードアドバイザーの資格を持つ税理士が強力にバックアップ！
【税理士法人いちがや会計：小形先生】のコラムのご紹介です。
コンセプトとは自分がやりたいと思っている飲食店を
具体的に実現するために、ビジネスとして成り立つ形にすることです。
５Ｗ２Ｈとは、情報を論理的に分類してまとめる手法で
ビジネスの世界ではよく使われていますが、
ここではこれにアレンジを加えてコンセプトの設計をしていくことにします。
1.Ｗｈｙ？なぜお店を始めるのか？
ここが出発点です。
自分がなぜ
飲食店を始めるのか、その決意を確認しましょう。
そして強い信念をもって実行に移していくことが成功への道です。
2.Ｗｈｏｍ？どんなお客様に来てほしいか？
まず、ここからイメージします。
よくご自分の提供したい料理やサービスから発想しがちですが、
あくまでもお客様ありきです。ここを勘違いしてはいけません。
家族連れが楽しめる店、近所の主婦が集まる店、
ＯＬが一人でくつろぐ店、会社帰りのサラリーマンが気軽に入れる店・・・
どんな
客層にどんな
場面で使っていただきたいか、考えてみましょう。
3.Ｗｈｅｒｅ？ どこでお店をやるか？
来てほしいお客様がたくさんいるところはどこかを考えましょう。
繁華街、オフィス街、住宅街・・・、表通りか裏通りか・・・
場所によって客層は大きく違ってきます。
また
開業資金の予算によっても立地は変わってきます。
ここが物件探しのスタートです。
4.Ｗｈａｔ？ どんな料理や飲み物を提供するか？
イメージした客層や立地を前提に
料理やドリンクの種類、品質、量などを考えます。
同時に店の大きさや内装、使用する食器なども考えましょう。
5.Ｈｏｗ Ｍｕｃｈ？ いくらで提供するか？
4.の延長ですが、料理や飲み物をどんな
価格帯で提供すれば
お客様にとって魅力的かを考えます。
また、人気の高い店ではどんな客層が来て、
どんな価格帯で提供しているかの調査も重要です。
6.Ｈｏｗ？ どのように接するか？
お客様にどのように使っていただくか？
じっくり料理を楽しんでもらう、大勢で盛り上がってもらう、
ゆったりした時間を過ごしてもらう・・・。
これによってお店の雰囲気やお客への接し方が変わってきます。
7.Ｗｈｏ？ 誰と一緒に働くか？
自分ひとりで切り盛りするのか、夫婦でやるのか、
従業員を雇うのか、誰かと共同で経営するのか・・・。
どんな人と仕事を一緒にするのかをイメージしましょう。
どうでしょうか？お店のイメージがはっきりしてきたでしょうか？
コンセプトを固めるにあたっては5.でも触れましたが、
自分の理想に近い
人気の飲食店を参考にしましょう。
この7つの項目がどんな形で表れているか徹底的にチェックしてください。
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